住宅の性能比較でよく使用されるUa値についてまとめました。
Ua値とは〈簡単に〉
家の表面からどのくらいの熱が逃げているかを示します。
この数値が小さければ小さいほど、熱が逃げにくい=高性能な家と言えます。
使用する断熱材や窓の種類によってこのあたりが変わってくるようです。
どのくらいの数値だと性能がいい家と言えるのか
ZEH申請のために必要なUa値が地域別に設けられており、
1・2地域 0.40以下
3地域 0.5以下
4~7地域 0.6以下
となっています。
ZEHについて <準備中>
これだと0.6以下であればZEHがとれる家
ということしかわかりませんよね。
HEAT20という指標の中で
G2というグレードの場合 Ua値は0.46以下となっています。
このG2は冬でも家の中の体感温度が15度を下回らないと設定されています。
わたしはこれで少しイメージがしやすくなりました。
HEAT20について<準備中>
各ハウスメーカーの比較
各ハウスメーカーによって公表しているメーカーとしていないメーカーと様々です。
ただ、いろいろなハウスメーカーさんにお話しを伺う中で、この数値100%あてにならないなと感じました。
理由としては
- 測定条件が違う・・・窓の極端に少ない家で測定するなど
- その数値が自分の家に反映されるとは限らない・・・測定するメーカーさんもあるようですが、そうではないほうが多いように思います
一応公表されている各ハウスメーカーの数値をまとめましたので、比較はこちらを参照ください
C値との違い
C値は簡単に言うと家にどのくらい隙間が空いているかを示す指標です。
小さければ小さいほど隙間が少ない家となります。
断熱性を示すUa値とは少し異なりますが家の性能を示す数値であることは共通ですね。
まとめ
快適な家に住みたい・ライフサイクルコストを重視される方は参考までにUa値を確認していくべきかと思います。あまりとらわれすぎない程度がいいかなと個人的に思っています。